ゲーム実況と一言で言っても、大きく分けて3つのタイプがあります。
自分がどちらの実況タイプで攻めるのか、実況を始める前に決めておきましょう。
今回の記事では、『3つの実況タイプの説明』や、『どんな人が向いているか』等について解説していきます。
この記事で分かること
- 3つの種類の実況タイプ
- それぞれの特徴と、得手不得手
2つの実況タイプ|生声実況とゆっくり実況
まず、2つの実況タイプには何があるのか紹介します。
生声実況 | 実際に自分の声で実況する(直撮り、後付け) |
ゆっくり実況 | 音声ソフトの声で実況をする(後付け) |
字幕実況 | 画面に字幕を付け、文字で実況する |
ゲーム実況は、大きく分けてこの3つのタイプに分けられます。
生声実況とは
生声実況とは、名前の通り、自分の声で実況をします。
その為、音声は動画の録画と、同時に録音している場合が多いです。
しかし、動画編集で声を後付けする事も可能です。
多くの実況者は、動画と音声を別撮りにして、編集で音を付けています。
ここで言う別撮りとは、『動画は動画撮影ソフト』、『音声は音声録音ソフト』で録音するという意味です。
ソフトによっては、動画と音声を同時に録画してしまうものもありますが、別撮りにする事をおススメします。
- 何故、動画と音声を別撮りにするの?
-
音声の編集をし易くするために、別撮りにすることがあります。
例えば、自分の声にエコーを入れたり、エフェクトを入れたりするときに便利です。
参考動画
生声実況の強み
生声実況は以下の様な強み・メリットがあります。
生声実況のメリット
- 声質で他の実況者と差別化が出来る
- 音声を直撮り、または並行撮りである。
- リアルな反応が出来る。
- 編集が楽である
- イケボ・カワボの人は人気が集まりやすい
- ライブ配信等も、気軽に行える
このように、生声実況にもメリットはたくさんあります。
特に、動画内でリアルな反応が出来るという事が一番の強みであると思います。
また、ゆっくり実況と比べ、編集が楽になるので、それも大きなメリットです。
生声実況の弱み
生声実況は以下の様な弱み・デメリットがあります
生声実況のデメリット
- 動画を撮影しながら話さないといけない(トーク力が問われる)
- 後から音声を付け足すのが面倒
- 活舌が悪すぎると、何を話しているのか伝わらない
- 声で身バレする事もある
生声実況はメリットも大きい反面、難しいところも沢山あります。
例えば、ゲームをプレイしながら、その場で話さないといけない為、慣れないとゲームに集中することが出来ません。
また、その反対に、ゲームに集中してしまい、トークが出来ない事もあります。
トークが出来ないと、ゲーム実況動画ではなく、ゲームプレイ動画になってしまうので注意が必要になります。
また、当然の事ですが、自分の声で実況をしている訳なので、友人や知人に声でバレる事もあります。
その為、『自分が実況をやっていることを知られたくない』と、言う人にはお勧めできません。
登録者数が少ない時は、そんなに気にすることはないかもしれませんが、チャンネルが大きくなってくると、ばれる可能性が高くなります。
どんな人が生声実況に向いているか
以上のメリット・デメリットから以下の様な人が生声実況に向いていると言えます。
生声実況が向いている人の特徴
- 話すことが得意
- 面白いことが言える
- 的確に状況を説明できる(実況)
- 特徴的な声質の人
- イケボ・カワボの人
- 活舌が悪すぎない人
- 編集を楽にしたい
動画編集が面倒でやりたくないという人+トーク力に自信のある人は、実況者ではなく、配信者として活動するのも良いです。
ライブ配信で活動し、ライブで名場面があった場合は、それを切り取り動画としてアップロードする配信者も多数います。
ゆっくり実況とは
ゆっくり実況とは、音声合成ソフトを使ったゲーム実況の事。
実際の人の声ではなく、機械的・無機質な声の実況動画です。
これらの動画は、『棒読みちゃん』や『SofTalk』、『ゆっくりムービーメーカー』等を使用し、作成されることが多い。
参考動画
この動画は『SofTalk』という、音声ソフトと『AviUtl』という動画編集ソフトを使用し、作成しました。
現在では、『ゆっくりムービーメーカー』を使用したほうが簡単に動画作成が出来ます。
ゆっくり実況の強み
ゆっくり実況は以下の様な強み・メリットがあります。
ゆっくり実況のメリット
- ゲームのプレイに集中できる
- 実況内容は後付けなので、いくらでも変えることが出来る
- 登場人物を何人でも出すことが出来る
- 声による身バレの心配がない
ゆっくり実況の一番のメリットは、自分の声を晒さなくてもよいという事です。
その為、『実況動画を出してみたいけど、友人にばれるのが怖い…』と、言うような心配をしている人にはぴったりです。
基本的に、機械的な音声でしか実況をしないので、ばれる可能性はかなり低くなります。
また、実況も後付けなので、動画を撮影しながらのトーク力は必要としない事も大きなメリットです。
ゆっくり実況の弱み
ゆっくり実況は以下の様な弱み・デメリットがあります
ゆっくり実況のデメリット
- 音声を打ち込まないといけない為、編集が大変
- プレイヤーのリアルな反応は伝えられない
- 動画の動きと、音声を合わせるのが大変
- ゆっくり実況を嫌う人も少なからずいる
ゆっくり実況の大きなデメリットは、編集が大変である事です。
音声を動画が撮り終わってから、打ち込まないといけない為、かなり大変な作業になります。
また、その音声を動画内の動きと合わせないといけない為、編集も難しく、動画撮影も難しくなります。
ゆっくり実況は、機械的な声である為、それを嫌う人も一定数います。
しかしながら、これはどの実況タイプでもいえる事なので、気にする必要はないと思います。
逆に、生声よりもゆっくりが好きという人も居ます。
どんな人がゆっくり実況に向いているか
以上のメリット・デメリットから以下の様な人がゆっくり実況に向いていると言えます。
ゆっくり実況が向いている人の特徴
- 脚本作りが得意である
- ネタを考えるのが得意である
- 話すことが得意ではない。
- 後付けで音声を付けたい
字幕実況とは
字幕実況とは、音声は一切入れずに、動画内に字幕を入れることで実況する事
字幕実況の強み
字幕実況は以下の様な強み・メリットがあります。
字幕実況のメリット
- 音声を撮る必要がない
- ゲームのプレイに集中できる
- ゲームプレイ動画が好きな人には好かれる
字幕実況の一番のメリットは、音声を撮る必要が無いという事です。
勿論ですが、声が入っていないので、声による身バレもありません。
また、セリフやトークを考える必要が一切ない為、プレイに集中できます。
字幕実況の弱み
字幕実況は以下の様な弱み・デメリットがあります
字幕実況のデメリット
- 動画を盛り上げることが難しい
- 字幕を付ける編集が必須
字幕実況の一番のデメリットは、動画を盛り上げることが難しいという事です。
やはり、声が無く字幕だけで盛り上げるとなると、かなり難しいものがあります。
効果音や、BGMなどで盛り上げる事も可能ですが、基本字幕で効果音を使うのは、あまり合わないような気もします。
どんな人が字幕実況に向いているか
以上のメリット・デメリットから以下の様な人が字幕実況に向いていると言えます。
字幕実況が向いている人の特徴
- 声を出したくない人
- タイピングの得意な人
- 面白いことを書くことが得意な人
まとめ
以上3つのゲーム実況タイプについてまとめます。
タブの切り替えで、3つの実況タイプの切り替えが出来ます。
- 話すことが得意
- 面白いことが言える
- 的確に状況を説明できる(実況)
- 特徴的な声質の人
- イケボ・カワボの人
- 活舌が悪すぎない人
- 編集を楽にしたい
以上の事を踏まえ、どの実況タイプが自分に適しているかを判断し、ゲーム実況を始めてみましょう。
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